夜間断乳を夜泣きの側面から考える。

夜間断乳を考えたことがありますか?

夜間だけ断乳することのメリットは大きく、私も夜間断乳をして良かったと思っています。

ただ、多少のデメリットや注意点もあります。

ももか
夜間断乳が自分たち親子にとってプラスになるか、考えてみませんか?

夜間断乳の情報の他に、私の夜間断乳の様子も載せているので、ぜひ参考にしてくださいね。

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夜間断乳のメリット・デメリット

メリット
・夜泣きが減る、なくなる

・ママの睡眠時間が確保できる

・生活リズムが整う

・寝起きがいい

・朝の離乳食をしっかり食べてくれる、夜間の胃腸の休息

・卒乳・断乳が楽

・虫歯の予防

夜泣きが減る理由については、後で説明しますね。

夜泣きがなくなると、夜間にぐっすり眠れるようになります。

しっかり眠ることで、朝スッキリと起きられ、生活のリズムが整いやすいです。

また、夜中に母乳を飲まなかった分、胃腸を休めることができます。

すると朝にお腹が空きやすく、しっかりと朝ごはんを食べてくれる子もいます。

 

デメリット
・夜間断乳が完了するまでの数日間が大変

・夜中のスキンシップがなくなる

・寝る前にしっかり食べない場合は、夜中にお腹空くかも?

・指しゃぶりが増えたという人も

・乳腺炎のケア

夜間断乳の一番のデメリットは、開始~数日まで、夜の寝かしつけが大変になる子が多いということです。

夜間断乳を考える月齢で、夜中に起きたり泣いたりするのは、お腹が空いているからではありません。

授乳で寝かしつけをして、おっぱいに吸いついていないと眠れない状況になっていることが原因です。

また、就寝時と起床時の環境が違うことも、夜泣きの一因です。

そのため、夜間断乳を開始した日は、赤ちゃんもなかなか自力では眠れず、夜泣きが数日酷くなる場合があります。

(だいたい3日くらいで落ち着くことが多いです)

ももか
特に添い乳で寝かしつけしている人は、数日感大変になるかも?

 

他には、夜間の授乳が無くなり、スキンシップが減ってしまうと感じてしまう人もいます。

しかし、授乳によるスキンシップは日中や就寝前にも可能です!

また、スキンシップの方法は授乳以外にもありますよ!

さらには、夜間断乳を始めると、朝起きたらおっぱいがパンパンになるかもしれません。

おっぱいのケアも一緒に行いましょう。(後で詳しく書いています。)

 

夜間断乳を夜泣きの面から考える

夜泣きの原因は様々と言われています。

ただ夜間授乳や授乳による寝かしつけ(特に添い乳)は、夜泣きを促しているようなものです。

理由は3つあります。

①就寝時と目が覚めた時の環境の違い
②授乳が寝かしつけの手段になっている
③母乳は眠りを短くする?

 

①就寝時と目が覚めた時の環境の違い

まず、就寝時に授乳しながら寝てしまう場合は、ママのおっぱいに吸い付く形で寝ていることになります。

眠りが浅くなった時や起床時に就寝時と違う状況だと、赤ちゃんはびっくりして泣いてしまいます。

ももか
例えば、自分が家のベッドで就寝したのに、次に起きたら船の上だった時、とてもびっくりしませんか?

赤ちゃんでも同じようなことが起こります。

ママのおっぱいに吸い付いて寝ているのに、起きたらおっぱいがないと、びっくりして泣いてしまいます。

特に添い乳の場合は、そのまま赤ちゃんが寝てしまうことが多いですよね。

 

②授乳が寝かしつけの手段になっている

授乳で寝かしつけていると、授乳がないと寝られなくなってしまいます

そのため、夜中に目が覚めた時にも、再度授乳をしないと眠てくれないという状況になります。

自力では眠れず、泣いてしまうため、夜泣きにつながります。

ももか
夜間断乳することで、授乳がなくても寝られる状態を作ります

 

③母乳は眠りを短くする?

「睡眠から目覚めやすくさせる成分が母乳には入っている」という情報があります。

「生後まもない赤ちゃんが、眠っていてもこまめに起きて、栄養を取れるように」とのことでした。

そのため、夜中に授乳をすると、ぐっすり眠れないまま夜泣きに繋がるという悪循環になります。

 

夜間断乳のススメ

上記の①~③より、夜間断乳が成功すると、夜泣きが減ったり、なくなる子が多いようです。

デメリットでも記載しましたが、夜間断乳開始日は特に、夜泣きがひどい状態になる場合もあります。

2時間くらい泣き続ける子に耐えられなくて諦めてしまった人もいるようですが、はじめの数日が踏ん張りどころです。

抱っこや添い寝等、母乳以外で寝かしつけられるようになると、かなり楽ですよ。

ママの睡眠不足の解消にもなりますので、体調や家族の協力などを考慮してトライしてみましょう。

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いつから夜間断乳してもいいの?

「1歳で物事が分かってきてからじゃ、大変!」
「生後約6ヶ月頃から可能」

という情報をよく見かけます。

6ヶ月を過ぎると、1回に飲んだり食べたりする量が増えてきます。

離乳食も母乳よりも腹持ちがいいですし、夜にしっかり栄養をとると朝まで口にしなくても大丈夫になります。

また、水分もストローやスプーンから摂れるようになってきます。

ももか
オススメは離乳食が3回食に移行した頃!

スムーズにいくと、9ヶ月前後で3回食になりますね。

起きている時に、離乳食や母乳がしっかり摂れていて、栄養不足になっていない状態でスタートしてくださいね。

離乳食で栄養や水分が不十分であれば、授乳で補いましょう。

実際の夜間断乳はどうだった?

息子の時の様子をお伝えしますね。

夜間断乳を決意

夜間ぐっすり眠って夜間授乳はほとんどなかった息子。

6ヶ月頃から、週に2-3日は夜中に一度起きるようになりました。

この頃から夜泣きが始まりました。

7ヶ月には週に4-5日、8-9ヶ月にはほぼ毎日1~2回は夜泣きをして、夜間授乳するようになりました。

頻繁というわけではないのですが、毎日1-2回の夜間授乳で、常に寝不足になっていました。

授乳しないと息子が眠れなくなってきていることが気になってしまい、夜間断乳することに決めました。

 

夜間授乳の増加により、離乳食の摂取量が減ってきたことも決意の要因の一つとなりました。

「夜間断乳ができたら、朝ごはんをしっかり食べてくれるのではないか」という期待もありました。

 

息子の状態

・生後9ヶ月半

・就寝時、授乳しながら授乳枕の上で寝ることも多い

・夜間授乳1-2回

・離乳食は3回食

・夜間授乳の増加にあまり伴い、離乳食を食べなくなってきた

・水分はストローで飲める

・発達曲線:身長は平均的、体重はやや軽め(よく動くため)

・健康状態:良好

・おしっこの量も十分出ている(水分摂取できている)

 

夜間断乳時の様子

夜間断乳を始めると夜泣きがひどくなるだろうと思い、旦那の休日前夜に開始しました。

何時間も泣き続けるようなら、旦那と交互に抱っこしようと決めて挑みました。

また、授乳したまま就寝しないように、布団に入る前に授乳を済ませて、添い寝で寝かしつけるように気をつけました。

夜間断乳初日

0:30:1度起きたが、10分程度ですぐに寝る

3:20:起きて、授乳がないため泣き始める

(約1時間半頑張ってあやしました)

4:50:やっと就寝

その後はいつも通りに朝起床

 

夜間断乳2日目

息子は就寝するまで、1時間くらいゴロゴロしてなかなか眠れず。

しかし、2日目にして10時間半、夜通し寝てくれた。

 

夜間断乳3日目

就寝に30分ほどかかったが、その後は10時間続けて寝てくれた

 

夜間断乳4日目以降

2週間に1~2日ほとのペースで夜中に目を覚ますことはあるが、すぐにまた寝る

夜泣きがぱったりなくなった

 

その後、日中の母乳は継続していましたが、そこまで母乳に執着することもなく、離乳食後に少し飲むというスタイルで落ち着いていました。

 

夜泣き復活の心配

11ヶ月から保育園に通う事になりました。

環境が変わったりストレスがかかったりしていましたが、夜泣きも夜間授乳も復活することもなく、しっかりと寝てくれていました。

 

ちょうど息子が1歳になった頃、私の祖父が亡くなり、息子を連れて葬儀に参列しました。

その時に色々な人が祖父のために来て下さり、息子も初めての人とたくさん会いました。

1日に何十人もの知らない人に声をかけられ、すごく刺激が強かったんだと思います。

そのため、夜泣きが再び始まってしまいました。

夜間断乳は完了していたことと、原因は刺激が強すぎたことだとはっきり分かっていたため、授乳をせずにひたすらあやしました。

それが3日ほど続き、葬儀が終わりたくさんの人と会わなくなって、夜泣きもぴたっと止まりました。

現在2歳になりましたが、夜泣きは1度もありません。

 

このように夜泣きの原因は1つとは限りません。

夜間断乳したからといって夜泣きが確実になくなるわけではないと思います。

ただ、夜間断乳したら、夜泣きがなくなった、よく寝てくれるようになったなどという体験が多く見られるのも事実です。

息子の夜間断乳は集めていた情報よりもすんなり完了できて、大変だったのは1日目だけでした。

実際には3日くらいは大変という情報が多かったため、そのくらいは覚悟しておくと良さそうです。

 

夜間断乳後のおっぱいのケア

夜間断乳をすると、夜中に授乳しなかった分の母乳が溜まってパンパンになる可能性があります。

夜間断乳を続けていると夜中は母乳の生産量が少なくなり、朝にパンパンになることは減ってきます。

どうしてもおっぱいの張りが辛い時は、おにぎり絞りで圧抜きをしたり少しだけ搾乳するなど、乳腺炎にならないように気をつけてくださいね。

辛いからといってたくさん搾乳してしまうと、生産量が減らずにいつまでもパンパンになるので、少しだけというところがポイントです!

 

私は母乳の出が良く乳腺炎になりやすい体質でした。

まずは夜間から断乳することで、徐々に母乳の生産量を減らしていけました。

そのため、一気に断乳・卒乳するよりも、乳腺炎対策になって、とても良かったと感じました。

乳腺炎になると、母乳の味も落ちるし何よりもママが辛い!

夜間断乳・断乳・卒乳の際は、母乳のケアにもきちんと気を配りましょう。

 

まとめ

夜間断乳がオススメな理由を、夜泣きの面からお伝えしました。

授乳自体を辞めるわけではないので、授乳によるコミュニケーションは日中の授乳時にできますよ。

夜間のみ断乳するメリットは大きいので、ぜひ考えてみてくださいね。

夜間断乳初日~3日目は夜泣きが辛いかもしれませんので、家族と協力して乗り切るといいですよ。

 

 

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