小さい子がいる時は防災グッズに+1!地震時の様子と便利だったもの

私は、2011年の東日本大震災、2018年9月の北海道胆振東部地震(震度5弱)を体験しました。

2つの地震で私自身違ったことは2018年の地震の時には子供がいたことです。

 

子供が小さい時期に大きな地震や停電が起きてしまったら、あなたは慌てずに対応できますか?

当時1歳代であった我が子(以下モモオ)の様子と意外と便利であったものを紹介したいと思いますので、今後の震災対策の参考になればと思います。

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地震時の様子

子どもが起きたのは地震ではなく親のバタバタ

東日本大震災の時は大きな被害はなく、津波への対策で数日避難生活をしていました。

この時は大人だけで避難したのですが、北海道胆振東部地震の時は当時1歳のモモオがいました。

 

避難はせずに済んだ地域でしたが、約2日弱の停電がありました。

深夜の地震で、揺れが起きてから携帯の緊急警報がなりました。

私の地域はその後すぐに停電が起きました。

 

この時、モモオはぐっすりと眠っていました。

旦那と私が飛び起きて懐中電灯を持ってきたり、親と連絡を取ったりとバタバタした物音のせいで、モモオも起きてしまいました。

 

モモオは、いつもと違う雰囲気を感じたようで、不安になり怯えながらくっついてきました。

トイレに行こうにも、懐中電灯を出してこようにも離れようとしません。

その後も何度か余震もあり、ももかがなかなか眠れずにいると、モモオも不安そうに明け方まで眠れない状態でした。

 

食料の調達

朝になり、水や食料を買い込みにお店に並びました。

お店の前には長蛇の列。

 

とりあえず、子供の離乳食を買い足しました。

まだ、離乳食が完了していなかったもも男。

停電になり、我が家はIHで、卓上のガスコンロも準備もしていなかったため、料理はできませんでした。

 

恥ずかしながら、地震の少し前に他県の大雨による被害をみて、

ももか
我が家も災害時用に色々準備しておかなきゃ
と話していた矢先の出来事で、何も準備されていませんでした。

子供は地震だとしても停電だとしても、お腹が空いたら待てませんよね。

ただ、翌月に旅行を控えていたため、離乳食のベビーランチを箱買いしていたことが唯一の救い

停電中は、それと果物を食べさせることができたので、なんとか乗り切ることができました。

 

不安で泣き出す

地震発生日の夜、旦那は仕事に呼び出されて、一晩ももかとモモオの2人でした。

 

2人きりでとても不安になっているももかに加え、夜になると、家にある懐中電灯では少し暗かったため、いつもと違う雰囲気にもも男は泣き出してしまいました。

ちょうど、隣の家にも子供がおり、就寝時間まで一緒に居させてもらうことでなんとか気を紛らわすことができました。

 

その後は家に帰宅しモモオは就寝、その横で不安になりながらラジオを片手になかなか眠れない夜を過ごしました。

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地震後の保育園

モモオの通っている保育園では、地震当日は夜が明けてから預かってくれていました。

翌日は停電していたこともあり、休園。

その後週末になってしまったため、お休みとなり、月曜日から再開となりました。

 

しかし、停電していた時の食料のストック等の問題で、月曜日は弁当持参でした。

おやつ、スープ、果物は出せるとのことで、それ以外を持って行きました。

 

普段の震災グッズに加えて準備したいもの

震災のために非常用の食料や持ち出しバックなどを備えていることは前提になりますが、それ以外で小さい子供がいるときにあったら便利だったものは以下のものです。

 

離乳食や薄味になっているレトルトやベビーフード

温めなくてもそのまま食べられるものが理想です。

大人の常備食は塩分等多すぎますので普段食べなかったとしても、震災用に子供用を備えておくと良いと思います。

気をつけたいことは、子供の口に合うものを選ぶこと。

せっかく準備しても、子供の口に合わずに食べてくれなければ意味がありません。

また、成長に合わせて定期的に見直してくださいね。

 

ちなみに私は和光堂のベビーパックを用意していました。

スプーンが同封されているため、万が一震災で断水してしまったとしてもスプーンを洗う必要がなく便利です。

 

意外と便利なイヤホン

TVが映らなくなったき、ラジオで情報収集しますね。

しかし、子供がお昼寝や夜に就寝中、ラジオの音がするとなかなか寝付けない原因になってしまいます。

そのため、イヤホンは重宝しました。

ももか
意外と忘れがちで侮れない

普段使っているものでいいですが、非常用ラジオと一緒に閉まっておくのが良いでしょう。

 

平常心

グッズではないのですが・・・

これが一番難しいです。

言葉が全て理解できない子供でも、親の気持ちや雰囲気は伝わってしまいます。

親が不安になっていると、子供も不安になってしまいます。

そのため、何事もなかったように平常心で過ごせるように、もし地震が来たらなど、家族で話し合っておきましょう。

 

意外と後回しにしちゃいますが、何かあった時の避難場所なども決めておくといいですね。

 

※この他にも、おむつのストックやおしりふきのストック等、日常で使うものはストックを切らさないようにしましょう。

 

まとめ

震災の体験談と小さい子供がいる時には

・防災グッズに加えて離乳食や幼児食のストック

・ラジオ用にイヤホン

があると便利なことをお伝えしました。

イヤホン?と思いがちですが、子供の睡眠を邪魔せずにラジオが聞けるため便利ですね。

非日常的なことがあると平常心でいることは難しいですが、子供を不安にさせないためには親が普段通りに接することが大切です。

 

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