念願の保育園の入園が決まった次に気になることが、慣らし保育かと思います。
初めてのことで、ママも不安でいっぱいですよね。
慣らし保育は子供だけではなく、ママへの試練でもあるとよく聞きます。
慣らし保育は実際どうだったのか、ももかの体験を元にお伝えしますね。
慣らし保育ってどんなもの?
慣らし保育期間を設定している保育園が多いですが、次の3つの目的があります。
- 子供が保育園になれる事
- 親が子供と離れることに慣れる事
- 子供・先生・親の間での関係性や理解を深める事
実際、預ける期間や内容は、その保育園によってまちまちのため、説明会や見学時に質問をしておくと良いでしょう。
(ももかの場合)
見学時 :「2週間程度みておいてください」と説明あり
入園説明会:「10日間の予定で組んでいます」と説明される
実際 :5日通って、2日お休み(土日)、その後1日で慣らし保育期間は終了
という感じでした。
では、どんな感じだったか具体的に見てみましょう。
慣らし保育のスケジュールと息子の様子
(息子例:入園当時生後11ヶ月)
スケジュール
1日目 : 9:00~9:30
2日目 : 9:00~10:00
3日目 : 9:30~11:00
4日目 : 9:30~11:30
5日目 : 9:20~14:00
6日目 : 土曜お休み
7日目 : 日曜お休み
8日目 : 9:20~15:00
9日目 : この日からフルタイム
慣らし保育の様子
1日目
親とともに登園
個々への説明(登園時のオムツのセットの仕方、朝食時間・熱の記載の仕方、預け方など
その後、少し保育室で遊び、各々降園
2日目
子供を預けて親は一旦帰宅
1時間ほどでお迎え
この日から、ママと離れて不安になるのか、泣く子が増えてきました。
3日目
登園後ママは一旦帰宅
11:00に保育園に向かい、お昼を食べさせてから降園
食事が初めての日で、ママが食事介助をして、保育士が観察しているというような状況でした。
4日目
昼食後にお迎え
この日からは保育士がお昼を食べさせてくれる
5日目
昼食後お昼寝をしてから降園
8日目
お昼寝後、おやつを食べてから降園
息子はキョトンとしながら泣くことも無く登園!
9日目
フルタイムで預かってもらう
その園により定められている期間が違ったり、あまりに泣くようなら期間延長するという方針だったり、途中で体調を崩し期間延長せざるを得ない場合など、スムーズに行かないこともあると思いますので、そのことを念頭において、復職の計画を立てましょう。
ちなみに、息子は慣らし保育期間は泣かずにケロッとして遊んでいたそうですが、慣らし保育が終わった翌日から熱が出て、1週間お休みをしました。
その後寂しくて預けるときに泣くようになりました。
泣くのも預ける時だけで、その後は楽しく遊んでいたようですので、意外と適応するまでに時間はかからなかった印象です。
そんな我が子も、保育園に通い1年が経つ頃には、自分から進んで保育園に行きたがるようになりました。
他の子も、楽しそうに通っていますので、あまり心配せずに保育士に任せましょう。
復職の計画
保育園と職場が近い場合、慣らし保育期間中も数時間だけ仕事をしに行く強者もいるそうです。
しかし、保育園からのお呼び出しがあるかもしれませんし、慣らし期間で子供も親も落ち着かない日が始まったところです。
できることなら、慣らし保育が終わってから復職するように職場と調整しておきましょう。
ももかは、慣らし保育が終わって4月中旬からの復職を考えていました。
しかし、職場の都合で4月1日から復帰になってしまいました。
そのため、残っていた有給を使って4月上旬を休み、慣らし保育期間を過ごすことになりました。
結果、その後の熱などで有給がすぐに足りなくなってしまい、欠勤になってしまいました。
ももかの周りの人は、4月1日から預けて4月中旬~下旬から復職するという方が多くいましたが、良い選択だったと聞きました。
保育園の採用基準等も自治体によって異なるため確認は必要ですが、預けた日から1ヶ月以内の復職であれば認めるなど、少し余裕がある場合が多いと思いますので、ぜひ活用してみてください。
ちなみに息子は、上記でさらっと伝えましたが、問題なく慣らし保育を終えて、翌日から風邪で高熱が出てしまいました。
その後悪化して気管支炎にまでなってしまったため、更に1週間ほどお休みを頂きました・・・。
慣らし期間中の時間の使い方
今まであまり子供を預けたことがなければ慣らし保育期間と言えども子供と離れるのは不安だったり、どうしているかなと気になってしまう人も多いでしょう。
しかし、気になっていてもどうしようもありません。
この慣らし保育~復職までの期間を有効活用しましょう。
・これから忙しくなる前にゆっくり休む時間にする
・復職の準備をする
・復職後のために子供のおかずの一部を作り置き(冷凍)しておく
・パパと2人の時間を楽しむ
・普段できない部分の掃除や片付け
・役所・銀行等での手続きなどを終わらせる
・趣味の時間にする
などなど、色々な時間の使い方ができます。
慣らし保育期間の前半は家で時間を過ごし、午後まで預けられるようになってきたら、出かける用事を済ませるのがいいかと思います。
復職してからとても助かりました。
離乳食期であったり、幼児食だとしても薄味のおかずを復職までの間や仕事の休みの日にまとめて作って冷凍しておくことで、大人のご飯を作りながら、子供のおかずは電子レンジで解凍するのみ!
または、もう少しおかずが欲しいなと思った時にチンしてすぐに食べられます。
子供の分だけでなく大人のおかずも出来たものを冷凍したり、切って味付けをしておいて冷凍することで、あとは焼くだけ!
と、とても時短になります。
買い物の時間を減らすため、食品の宅配を使うのもオススメです。
もう一つ、この時期には特に子供の気持ちのケアをしてあげることを忘れないようにしましょう。
保育園に慣れるまで親だけではなく、子供自身も不安な日々を過ごします。
大切なのは保育園は安心できる所で、きちんと迎えに行くよと伝えること。
もし言葉が理解できなかったとしても、親の雰囲気や口調、気持ちは伝わります。
親も不安だということを子供に悟られると、子供も更に不安になってしまいます。
子供が泣き出すと、心配になって立ち去りにくくもなりますが、ここでためらったり不安になっては、子供ももっと、泣きたくなってしまいます。
そのため、子供の前ではドンと構えて、「大丈夫よ。後で迎えにくるからね」ときちんと伝えて、素早く立ち去りましょう。
そのかわりにお迎えにきたときは、ギュッと抱きしめて褒めてあげましょう。
慣れるまでは大変ですが、子供の気持ちのケアができると子供も早く安心できると思いますよ。
まとめ
今回は慣らし保育について3つのことをお伝えしました。
・慣らし保育とは・実際のスケジュールと様子
・慣らし保育期間の過ごし方
子供を泣かせてまで保育園に預ける必要があったのか、こんな母親失格かしらと慣らし保育期間に後ろめたさと戦うことになるかもしれませんが、子供はちゃんと慣れますよ。
子供は適応できる能力を持っていますから、自信を持って送り出してあげてくださいね。