最近「ストレートネック」という言葉をよく耳にしませんか?
スマホやパソコン社会の今、誰もが気を付けなければいけないストレートネック。
若者の8-9割はストレートネックではないかとも言われています。
ももかは、この間首の調子が悪く、整形外科を受診したところ、「ストレートネック」と診断されました。
そのため、みなさんにも気を付けてほしいと思い、ストレートネックについてお伝えすることにしました。
目次
ストレートネックとは?
大人の頭は約5㎏前後あると知っていましたか?
この重たい頭を首で支えています。
頭を支える際に衝撃を吸収・軽減するため、首の骨は緩やかにカーブしています。
しかし、前かがみの姿勢が続くと、このカーブが無くなり真っ直ぐになってしまいます。
この状態をストレートネックと呼びます。
名前はそのままですね(笑)
イメージはこんな感じです。
画像引用:LOFTY
ちなみに、レントゲン写真だとこんな感じ。
画像引用:ぶらんにうのこと
ストレートネックになると、頭の重さが首で吸収されずに直接首や肩周辺にかかります。
約5㎏ある頭の重さは、首を前に30°傾けると18㎏にも負担がかかることになります。
また、ストレートネックになると、首を通る神経や血管が圧迫され、血液の流れが悪くなります。
そのため、様々な症状が出やすくなります。
症状
ストレートネックになると、以下の症状が出やすくなります。
首こり
頭痛
眼精疲労
めまい
吐き気
冷え
顎関節症
湾曲症
おでこのシワ
イライラしやすい
症状が出なくてもストレートネックの人は多くいます!
スマホやパソコンを使う頻度が高い時はストレートネックになっているかも?と疑ってみましょう。
原因
上記にもさらっと書きましたが、前かがみの姿勢がストレートネックを引き起こします。
・スマホをよく見る
・パソコンやデスクワークで座りっぱなし
・テレビゲームを長時間する
・車を毎日運転
・読書を長時間する
など、長時間悪い姿勢で続けることが原因です。
姿勢よくできていれば、そこまでなりにくいはずですが、長時間姿勢よく保てる人はなかなかいないので、ケアしておく方が良いですよ。
ももかがストレートネックと診断されるまで
ももかは先月、首が痛くなり、次第に頭を支えるのが辛いくらい首に力が入りにくくなりました。
これが結構辛い。
朝はまだいいのですが、お昼頃になると、頭を支えていられなくなり・・・。
1週間経っても全く良くならなかったので、整形外科を受診しました。
医者の問診があって、レントゲンを撮り、ストレートネックが判明しました。
その時のももかのレントゲン写真がこちらです。↓
写メを撮らせてもらいました。
首の骨がかなり、真っ直ぐですよね!!
これで、首の痛みも、頭を支えられなくなったのも納得がいきました。
さらに、思い当たる節がありました。
ももかはよくパソコンやスマホ、録画したドラマを見るのですが、猫背だったり、前かがみになりやすいんです。
その姿勢が続くと首や肩が凝ったり、頭痛を引き起こすこともよくありました。
自分で気を付けて正しい姿勢に直すのですが、すぐにまた前かがみになってしまいます。
さらに、料理したり、裁縫したり、物を作ったり、前かがみの姿勢が多い!
文字を書く時なんて、かなり前かがみ・・・。
そんな生活を続けていたので、ストレートネックになってもおかしくないですよね。
でも、とうとう症状が出てきてしまったので、今後はもっと気を付けないといけませんね。
ストレートネックの簡単チェック法ってどうなの?
ネットやテレビでストレートネックの情報を見ると、簡単なチェック方法を紹介していることがあります。
よく見るのが、壁や柱など、まっすぐな場所に背中やお尻をくっつけて、頭がどうなっているか見る方法です。
画像引用:特選街web
ストレートネックでなはい人:頭、肩甲骨、お尻、かかとの4つが壁にくっつく
ストレートネックの人:頭が壁につかなかったり、意識しないと壁につかない
意識しなくても頭がちゃんと壁にくっつきます。
でも実際は、レントゲンを撮るとストレートネックでした。
しかも症状まで出るほどのストレートネックです。
そのため、チェック方法はあくまでも目安として捉えて、チェックで問題なかったけどストレートネックかも?と疑い、ケアしていくことが大切です。
もちろん、ストレートネックでなくても、体を労わってケアしても良いと思いますよ。
ストレートネックの対処法や治療法は?
病院
ストレートネックで肩こりや首コリがひどい時は、電気療法をして軽減することができます。
肩や首にペタッとシートのようなものを貼って、電気を流すことで、筋肉がほぐされ、血流が良くなります。
1-2回で良くなるものではなく、しばらく通う必要があります。
また、首が痛い、頭痛がするなどの症状がある場合は、痛み止めやシップ等処方してもらうことも必要です。
姿勢が悪い場合は、整体等で体のゆがみ等を診てもらうのも手ですよ。
自分でできる予防策・対処法
頻繁に病院や整体に通うのも難しいし、費用がかかるため、自分で対処できたらいいですよね?
①TV・スマホ・パソコン・読書など、良い姿勢で行う
画面や書面は目の高さ、前かがみにならない姿勢で見ます。
②立っているときや歩く時も姿勢に気を付ける
前かがみにならない姿勢で歩きます。
頭がきちんと上半身の真上に乗っているイメージで!
③こまめに首の緊張をほぐす
特に首の後ろ側を中心にストレッチなどでほぐします。
ストレッチの仕方はさまざまあるようですので、自分で無理しないでできるものを見つけましょう。
首を前後左右に伸ばしたり、ぐるっと回すだけでもほぐれますよ!
④タオル枕を使って首の後ろを伸ばす
・大きめのバスタオルを半分に折り、さらにもう半分に折ります。(2回折る)
・縦長にしたら、短い辺を持って、くるくると巻いていきます。
・巻き終わったら、ゴムやヒモで止めます。
これを首の後ろに入れて、5分間仰向けになります。
こんな感じ。
画像引用:Work Switch
注意点
・首の後ろの圧迫感が強い時は、バスタオルの巻き具合を変えましょう
・首を痛めないように1回5分未満、1日に3回 までにする(絶対に長時間行わない)
・肩や肩甲骨が浮かないようにバスタオルの太さを調整する
・呼吸が苦しくないように、姿勢は辛くないように行う
・天井をまっすぐ見ることができる程度の太さのバスタオルを入れる
⑤タオルストレッチ(某テレビで紹介:頚椎のわん曲を取り戻す)
1フェイスタオルを両手で持ち、首の後ろの真ん中に当てる
2次に両手を斜め上に引っ張り 頭を少し上に倒す
3その状態から、あごをのど元に引きつけるように、うなずく動作をする【(5秒~20秒)】
2~3の動作を1日5セットがめやす※首に強い痛みがある方は行わないでください。またストレッチをして痛みが出た場合は、速やかに中止してください。
引用 http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20150909/index.html
すぐに、首のカーブを取り戻すことは難しいようですが、テレビでは1年続けて少しカーブが改善してきたようです。
⑥上記を踏まえて
自分でストレッチをしなきゃとなると、ももかは3日坊主で続きません。
そのため、タオル枕をやってみました。
これであれば、タオル枕さえ作っておけば、首が辛いと思ったときにサッとできます。
しかも、横になるだけ!
これなら面倒くさがりのももかでも簡単!
実際にやってみると、直後は少し首が楽になった気がしました。
ただ、首を痛めないように注意点だけは気を付けてくださいね。
まとめ
ストレートネックの症状や対策についてお伝えしました。
壁を使ったチェック法は簡単ですが、引っかからなくても実際はストレートネックである場合があります。
現代人のほとんどがストレートネックの疑いがあるため、症状が出る前に早めに対策をしましょう。
ぜひ試してみてくださいね。