トランポリンは何歳から使えるの?
我が子(以下もも男)が最近ソファーに上で飛び跳ねるようになりました。
トランポリンは発達にも良いので購入を考えたのですが、1年購入を先送りにしました。
今日は調べてわかったこととなぜ先送りにしたか、お話しますね。
目次
トランポリンの効果は?
①全身運動になり体幹を鍛えられる
トランポリンは全身を使う運動のため、身体能力の発達にとても良い運動です。
②筋力がつく
足の筋肉だけではなく、腹筋・背筋など、様々な筋肉を総合的に使います。
インナーマッスルも鍛えられますよ。
③バランス、筋肉、体の使い方を覚える、
筋肉がついただけで、うまく使えないと意味がないですよね。
空中での体の保持の仕方を学んだり、
「飛んでー」
「ひざを曲げて着地してー」
など脳からの指令を手足にスムーズに伝えられるようにもなります。
④姿勢がよくなる
猫背や姿勢が悪い状態ではうまくバランスがとれません。
総合的に筋肉が付くことで、良い姿勢を保ちやすくなります。
⑤便秘解消
適度な運動で血流が良くなったり、
トランポリンで腹筋周辺に筋肉がつくことで、
便秘の解消に繋がります。
⑥脳の発達に良い
上下の運動や揺れ+五感で脳が活性化されることがわかっています。
音楽に合わせて、景色や周りを見ながらなど、
トランポリンをしながら色々感じることで、脳の発達を促進します。
⑦遊びの延長として楽しんでできる
子供は飛び跳ねることが大好きです。
そのため、トランポリンは遊びの延長として楽しみながらできるため、苦痛が少ないです。
⑧足腰への負担が少ない
トランポリンは弾力がありますよね。
その弾力が、着地時に衝撃を吸収してくれます。
そのため、足腰の関節への負担が少なく続けることができます。
⑨その他
トランポリンは、体操の白井選手は内村選手が小さいことからやっていたそうです。
NASA(アメリカ航空宇宙局)では、地上の訓練にトランポリンを使っています。
障害を持った方のリハビリとして音楽トランポリン(音楽運動療法)があります。
このように心身・脳への刺激を目的に、様々な場面でトランポリンは導入されています。
商品の対象年齢は?
商品を見てみたところ、3歳~としているものがほとんどのようです。
実際は2歳から使っていましたなどと、3歳以下でも使用している家庭もあるようです。
そこで、もも男はもうすぐ2歳です。
こんなにメリットだらけのトランポリンですが、なぜ購入を先送りにしたのでしょうか?
なぜ、ももかは購入を先送りにしたのか?
メリットがたくさんで、すぐに購入したくなりましたが、あと1年購入を先送りにしました。
それは、「揺さぶられ症候群」を考えてのことです。
一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
揺さぶられ症候群とは、特に生後6ヶ月までの赤ちゃんの頭を激しく揺すると、
脳出血を起こしてしまうことです。
生まれたばかりの赤ちゃんの脳は急激に成長するため、
脳と頭の骨の間の隙間が大きい状態です。
また首の筋肉が弱くグラグラになりやすいこともあり、
激しく揺さぶると、大人よりも脳が大きく揺れて、
脳へのダメージが大きく出血してしまいます。
よく言われるのは、豆腐ですよね。
大きめの容器に豆腐と水を入れて、激しく振ると、豆腐が崩れてしまいます。
このくらい脳もダメージをうけていることになります。
このように聞くと、怖いなーと思う方もいると思いますが、
結構激しく揺さぶる必要があるため、普通にあやす分には大丈夫ですよ。
この隙間は1歳半程度で狭くなります。
そのため、この時期を過ぎるとだいぶ安心できますが、
医師によっては3歳くらいまで隙間が大きく注意が必要と言う場合もあります。
子供により発達のスピードに多少なりとも誤差があることや、
あんぱいをとって3歳まで購入を待つことにしました。
では、実際、何歳から始めるのがいいのでしょうか?
いつから始めたら効果的?
運動神経は遺伝よりも生まれてからの体験の影響が大きいそうです。
運動の発達にはゴールデンエイジいう期間があります。
ゴールデンエイジとは運動能力が発達しやすい黄金期のことです。
記載してあるものによって多少の誤差はありますが、
3-4歳~8-9歳をプレゴールデンエイジと呼び、運動の神経能力は80%完成します。
この時期に運動の基礎が完成します。
9歳~12歳をゴールデンエイジと呼び、運動能力は90-100%完成します。
上記のことに加えて、運動神経自体は10歳頃までに完成するとのことで、
運動の基礎にもなるトランポリンは3-4歳から始めるのが良いでしょう。
使用時の注意点
安全に使用できるように注意点を見てみましょう。
①購入時は大きさと耐荷重を確認
購入してから置く場所がなかったとならないように大きさを確認して、置く場所を決めましょう。
収納時、折りたたみができるものもあるので、組立が面倒でなければコンパクトになり便利ですよ。
耐荷重はどの程度なのか、大人も使用するのかどうかによっても変わってきます。
購入前に確認しておきましょう。
折りたたみ式↓
②音
もしアパートの2階以上で使用する際、着地時の音が下の階に伝わってしまう可能性があります。
防音のためにトランポリンの下にジョイントマットや防音マットを敷いたり、使用時間を日中のみにするなど、注意する必要があります。
③怪我・事故に注意
子供一人で使用する場合、正しく使わなければ怪我や事故につながる危険性もあります。
特に6歳以下の場合、身体の協調性の発達が不十分で事故を起こす可能性が高いので、保護者が見守るようにしましょう。
安定して飛べるように手すり付きのトランポリンもありますよ。
また、激しく飛びすぎると、首を痛める子もいるかもしれませんので、適度に休憩しながら遊んでくださいね。
手すり付き↓
④床の環境
畳の上でトランポリンをするとたたみが擦れたり、クッションフロアでは凹む可能性があります。
そのため、②同様、マットを敷いてトランポリンをすることをおすすめします。
まとめ
今回はトランポリンについて
・トランポリンの効果
・使用する年齢と注意点
・ももかがどうして購入を1年先延ばしにしたのか
についてお伝えしました。
トランポリンは運動の基礎であるとともに、
日常生活で使用する筋肉の基盤にもなるため、
ぜひ3歳以上のお子さんがいる方は、取り入れたい運動でもありますね。
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